お蕎麦から歴史探訪…
- 2011年05月17日
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先日秋田に帰省した時、大湯観光の後、鹿角市にある北秋田で一番美味しいそばやと言われる“きりたや”に行きました。
ここの名物が”南部十割そば”。
うんちくが書いてあったので思わずパチリ。
十割というとそば粉100%という意味ですよね?もっとそばが茶色というかグレーというかそば色をしていると思いきや、白めで綺麗なお蕎麦でした。
その場で打っているとのことで、お味も素晴らしかったです。
都内でももちろん美味しいお蕎麦屋さんはありますが、やはりこちらは水が良いのか、とっても香りが立つ蕎麦で都内の洗練された蕎麦とは一味違う感じがいたしました。
めんつゆは、竹やぶ さんのお味の方がこくがあるかな?
と、そこでちょっとした疑問が浮かびました。
鹿角市は秋田県で、秋田は“佐竹藩”だったはずなのに、なぜ”南部そば”?
そこで秋田の生き字引である父に聞いてみたところ、
その昔、幕府の倒幕が勃発したとき、鹿角市あたりは、盛岡を中心とする南部藩について幕府側に着いたのだそうです。 秋田の佐竹は倒幕側だったので対立し、今も少しその影響を受けているそうです。
同じ秋田でも、狭いところでのテリトリー争いがあったのですね。
プチ勉強になりました。ありがとうございました♪