誕生日はフグの日！

　私の誕生日は2月9日ですが、この日はフクの日、すなわちフグをいただく日なのだそうです！
　その教えに従って(笑)以前は、誕生日にはフグを食べることを習慣としていました。
　
　しかし、毎年同じというのも芸がないので、段々と別のお料理にシフトしてきてしまいました。
　そのため、ここ数年はフグにはありつけず、もんもんとしておりました・・・。
　
　昨年末の忘年会で、そのお話をしたら、数名の紳士の方達が、
　”フグを解体するところから楽しめるお店に行こう！”と企画してくださいまして、フグを堪能させていただくことが出来ました！
　この板前さんは東京都でフグ免許を取る際の講師の先生だそうです。
　東京都のフグの試験は全国一難しいそうで、1尾丸ごとおろして、毒をきっちり分けて身と皮もさばくところまで行うとのこと。東京での合格者は全国でその免許を使うことが出来るのだそうです。
　
　まるでフォアグラのような肝臓…約80人分の猛毒だそうです…。

　お腹のところの皮は、とげを包丁でそぎ落とすのだそうです！
　皮はかなり伸びるので、そぐのも大変な技術を伴うとのこと。
　同じ職人として、私もやってみたい！と血が騒ぎました。
　
　解体ショーを楽しんだ後は、フグの皮と身を色々な食べ方で、思う存分いただきました！
　ああ、2月9日生まれで本当によかった～♪と、フグを頬張りながらつくづく思った私でございました…。
　紳士の方達、本当にありがとうございました！