大掃除10月説
- 2022年11月04日
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またまたご無沙汰しております。
あっという間に今年もあと2ヶ月となりましたね。このところ、診療の合間にクリニック内を綺麗にしております。
狭いクリニックですから、日々、無駄を省くように物も最小限にとどめているはずなのに、どんどん色々なものが溜まっていくものですね。
先日、風水の先生に自宅とクリニックを観ていただきまして、無駄な物を整理することなど色々とご指導いただきました。
我ながら、クリニックには良い気が流れているような気はしていたのですが、先生にも、色々な工夫がなされていて邪気がたまらないようになっていることを褒めていただきました。本当に良かったです!
とは言え、なるべく快適なクリニックにすべく、これからも整理整頓、清潔を心掛けて行きたいと思っております。
そこで表題の件です。
大掃除というと、大体の方々が12月に行うのですが、実は10月が1番適しているようなのです。その理由がこちらでございます!目から鱗ですよ!
- 寒くないから水仕事が比較的ラク
水道水の温度は、季節や時間帯によって大きく変化します。夏の最も暑い時は約30度、冬の最も冷たい時期は7度台(東京都水道局データより)になり、地域によって冬はもっと冷たくなるところもあるでしょう。寒い時期の大掃除では、お湯を使って掃除をしていても、すぐに冷たくなってしまいます。冬場は乾燥するため手荒れも起こりやすく、水仕事がつらく感じることもあるでしょう。その点、秋なら、水温も比較的高く、水を使ったお掃除が無理なく行えます。 - 油汚れが固まっていない
キッチン回りの油汚れは、お料理の時に飛び散った油分が原因です。温かいうちは液状になっている油も、冷めると徐々に個体に変化します。例えば豚の脂肪であるラードは、約41度で液体に変わります。それ以下の温度では固体に戻ってしまうため、汚れを落とそうとしてふき取ると、かえって広がってしまうでしょう。気温が低い季節に油汚れを掃除するのは大変です。比較的、気温が高いうちにお掃除したほうが、効率よくきれいな状態を作れます。 - 梅雨と夏の間に増え始めたカビを退治できる
梅雨から秋にかけて、湿度と気温が高い状態が続きます。そうした温暖多湿の気候は、カビの繁殖が進む時期。秋の大掃除は、それまでに増えたカビを一掃できるのも大きなメリットです。寒い時期まで放っておいてもカビは休眠するだけで、いなくなるわけではありません。断熱性能の高い最近の住宅は、冬でも一定以上の温度が保たれるためカビは活動し続けます。増えてしまったカビは放置せず、秋のうちに退治するのがおすすめです。 - 換気しやすい
薬剤を使ったお掃除では、換気が欠かせません。冬場は外気と部屋の中の温度差が大きく、長い時間換気をすると部屋の中が冷え切ってしまいます。そうしたなかで、台所や浴室などの水回りを大掃除すると、体が冷え切ってつらいですよね。10月から12月にかけて、1カ月ごとに平均気温が5度ずつ下がるため、寒さが厳しくなる前に換気が必要な場所の大掃除を済ませておきましょう。 - 季節のお手入れついでにできる
衣替えや秋冬のファブリックへの模様替えなど、季節の変わり目は、収納を見直すタイミングでもあります。季節のお手入れとともに奥まった場所を掃除しておけば、大掃除のために全部取り出すといった手間がかかりません。
ということで、既に11月ですが、せっせとお掃除を続けておる私達でございます!