ふるさとを想う…
- 2011年11月18日
- Blog
年末も近づき、そろそろ私のふるさとである秋田県大館市に”ふるさと納税”をする季節がやってまいりました。
毎年、出来る範囲で納税させていただいており、今年で4回目となります。
大館はその昔、小坂鉱山などが近辺にあることから鉱山の町として、周囲を山に囲まれているので林業の町としても一世を風靡しました。
父も、鉱山病の専門医として、大変忙しい時期があったそうです。
それが、鉱山の閉山とともにすこしずつ産業が停滞し、林業も頭打ちとなり、老人の方の多い典型的な地方都市となってきています。
今は、エコやオーガニックがもてはやされている関係で、大館曲げわっぱという特産物の人気が高まってきているようですが、それでも一時の活気は戻っていません。
3月の震災の時は、幸いにも大館市は大きな被害からは免れましたので、福島の被災者の方などを積極的に受け入れているようです。
特に近隣の温泉地などは南相馬市から沢山の方が今も避難生活を送っているそうです。
父の持つ小さなアパートにも、南相馬からのご家族がお住いです。
南相馬市が指定した避難場所が飯舘村だったそうで、どちらにも住めなくなった方達が着のみ着のままで避難してきたとのことでした。
大館市は私の大切なふるさとであり、これからも少しずつでも活気を取り戻してほしいと思っています。
同級生の市会議員先生によると、レアメタルなどの需要で、また少しずつ経済が活発になっているのだそうですが…。
私も色々な意味で、これからも益々ふるさとを応援していこうと心に決めております。
どうか、震災の復興がスムーズに進み、ふるさとの皆様が少しでも豊かなお正月を迎えることが出来るように、心から祈る私でした…。