写真を送っていただきました

私の地元の秋田県大館市の名物と言えば、きりたんぽです。

　先日、患者様がきりたんぽを食べに大館市に行ってきたそうで、その時に私の実家の病院の写真を送ってくださいました。とても懐かしく、感激でございました。

　祖父は、１９６７年にベッド数１００床ある石田病院を開業して、その後父があとを継ぎました。父が内科、父の一番下の弟が内科小児科、下から２番目の弟が歯科、その奥さんが耳鼻科、私の母が薬剤師、という、家族経営の病院でした。

　兄が大学を出てからは兄もたまに実家で診療をしていましたし、私も歯科医になって２年目くらいから大学病院からの派遣という形で週に２日診療をしていました。

　父には、兄があとを継いで病院を大きくしてほしいという希望があったと思うのですが、兄は父とあまり折り合いが良くなかったので後継ぎになる気はさらさら無く、色々なことがあって、父は病院を売却しました。その後、なんと３回も転売されて今に至っています。

そして、両親が亡くなった後は、両親の住んでいた家も売却しました。

　とても残念なことではありますが、両親が残してくれた自分自身を大切にして、自分自身がするべきことを全うして生きていくことが、両親への親孝行だと思っております。

　大館市は私の大切な心のふるさとですし、いつでも帰りたい場所なのです。

写真は元石田病院　現大館記念病院です。