至誠学園に行ってきました

もう今年もあと2週間余りとなりましたね。

年々時間が経つのが早く感じられます。

毎日診療に集中しつつ、来年に向けてすべきことを考えたりしております。

11月の末に、私がずっと応援させていただいている、立川の児童養護施設　至誠学園にお邪魔してきました。今回は就学前の子供達を中心に歯磨きのお話、歯の大切さのお話をしたり、ピアノに合わせて歌ったり踊ったり、とても楽しい時間でした。

また一方で、至誠学園の理事長様から、園を卒園した後の子供達のことについて色々なお話を伺いました。18歳までは園の中で手厚く面倒を見てもらえているけれど、そのあとは、進学するにせよ、仕事に就くにせよ、自分の足で立っていかなければなりません。園の中は特殊な環境ですので、そこを出てすぐには社会になかなか適応できず、そのままドロップアウトしてしまう子供も多いそうです。せっかくの若い力、これからの日本を担う力がスポイルされてしまうのは本当に残念なことです。

　理事長先生はそのために、私財をなげうって、卒園生のためにアパートを買い上げてそこにみんなを住まわせたり、物心共に援助をして差し上げているようです。

これも一つの社会問題として、国や自治体で考えていかなければならないことですし、

　私一人の力ではどうにもならないですが、至誠学園を助けて下さっている皆様と力を合わせて、この問題にも粛々と取り組んでいきたいと考えています。

　これからも全力で至誠学園を応援してまいります。

一生使える美しい歯でありたい！